50過ぎたら貯めるより使う
いくら貯蓄があっても老後の不安は消えません。
それは仕方がないのかも知れませんが、なぜそうなってしまうのか少し考えて対策は何か
ないのか私の場合を書いていきます。
私の「もし仕事辞めたい気持ちMAXライフプラン」では今会社を辞めても勧奨退職で退職
金割り増しなら最低限度の生活ができる予定です。
でも辞められないのは万が一の想定が含まれていないからです。
もし大きな病気で保険適用外の高額治療費になったら、インフレが大きかったら、災害や
事故に見舞われたら人生何があるか分かりません。
考えたらキリがありませんが、あと一つ少しでも余力がある生活をしたいからです。
厚生年金200円の回でも書きましたが、1ヶ月働くと年金額が月200円増えます。
月々の金額は少しですが4ヶ月働くと年額1万増えることになります。
年額でも1万は少ない額ではないです。しかもその間貯蓄は増え続けます。
これでは無限貯蓄地獄です。いつまでたっても辞める勇気はでません。
これを回避するにはどうするかですが、私は各項目例えば基本生活費、固定費、税金、
車や家電購入費、慶事費、小遣い等を細分化してそれぞれ必要な年額を決めました。
ちょっと余裕をもたした額で計算するのが良いと思います。
それと予備費ですが、私は妻と自分の分としてそれぞれ300万と想定しました。
あとは生きている年数を想定して各項目の目標額を決定すると何歳で予算と使用が
イーブンになるか分かります。
その日が早期退職日となるのです。
私がこの「ちょっとゆとりライフプラン」を作成してから現時点であと2年8ヶ月となり
ました。基本給のみの場合でも達成できるように計算したので残業代のような不確実なもの
は省きました。なので残業代は株を買うことにしています。
若いうちは将来のことは不確定要素が多すぎて細かく予想するのは難しいのですが、
50歳を過ぎてくると生活が固定化されて大体の先が見えてくるので計算は簡単になって
きます。
ただ貯めるのではなく、いくら使うかを考えましょう。