働かないおじさんになりたい
おじさんの私が言うのもなんですが、私の職場にも働かないおじさんは存在します。
若い人から見れば私も働かないおじさんに映るのかもしれませんが、そんな私から見ても
働かないおじさんは確かにいるのです。
別に働かないおじさんをディスってるわけではないです。逆に羨ましくてしょうがない。
私と大して変わらない給料をもらっているのに仕事内容は雲泥の差がある。仕事を与えたく
ても出来ないので任せるわけにいかない。
なぜこのようなおじさんが存在するかは色々なパターンがあります。
単に能力がない、やる気がない、IT化についていけないなどあるとは思いますが一番の
原因はやらなくても給料がもらえるからではないでしょうか?
企業がこんなおじさんの首を簡単に切れるのなら存在しなくなるのですが、日本の雇用
形態では難しい場合が多い。最近は少しリストラしやすくなったようですが、まだまだ会社
によっては旧態依然としていることろも多い。
うちの会社でもリストラは進みません。リストラしようとするとパワハラ訴訟をおこす
おじさんもいます。なので腫れもに触らないようになります。私もそういうおじさんは
戦力外として業務管理をしています。
しかしそんな働かないおじさんは何を考えて会社に来ているのだろうか?
いくら表面的な礼節を持って接してもらえるとはいえ、明らかに邪魔者扱いを受けて年下か
らも呆れられて仕事は誰にでもできるような簡単なものしか与えられない。
そんな状況をものともしない強靭な精神力が素晴らしいとさえ思ってしまう。
私も簡単な仕事をして責任も避けて給料は若手の倍額なおじさんになりたい。どうしても
上から「やれ」と言われると頑張ってしまう自分が悔しい。
「できません」
と言ってみたいものだ。